学習会 私たちの図書館「横田都志子さん講演会~みんなの居場所と図書館への想い~」開催のお知らせ
NPO法人永瀬清子生家保存会理事長の横田都志子さんをお迎えし、講演会を開催します。当日参加大歓迎。ぜひご参加ください!
人を励ます「言葉」を紡いだ詩人・永瀬清子の生家保存活動や、
こども食堂、“てご”でお客さんが運営に関わるカフェの運営など、
“人が生きる場所”に関わっておられます。
活動への想いと、言葉を留める詩や保存し繋ぐという役割の図書館への想いを
お伺いします。
日時:令和5年11月18日(土曜日)
午前10時~12時(開場10分前)
場所:岡山市立東公民館 2階研修室
(岡山市中区高屋344-1)
参加費:無料
主催:地区図書館研究会
ご案内チラシは下記リンクページをご覧ください
https://drive.google.com/file/d/1MZgJM19kf3VMpy9vCBvaqA0OpQmHnzA_/view?usp=sharing
公開質問状の回答をいただきました!
岡山市長選の候補者2名から、地区図書館研究会が行った公開質問状に回答がありました。両陣営の皆様には、お忙しい中ご回答くださり、感謝申し上げます。
下記の通り、公開いたします。
質問1 図書館の役割について
図書館という施設は、幅広く収集された情報によって、地域に住む私たち一人一人が抱える課題の解決に役立ちます。また、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代が集まることができる図書館は、交流の場となり、地域の中核施設となって、地域の歴史を伝えていくとともに、さらに豊かな地域として発展していくためにも必要な場所であると考えています。岡山市民にとって、図書館の役割をどのようにお考えでしょうか。
浦上雅彦氏からいただいた回答
図書館は、市民に広く開かれた場所であり、専門性を持つ司書が市民の相談
に応じ、必要な情報を提供する空間です。なので公共性の高さから公が担うべ
き施設と考えます。
大森雅夫氏からいただいた回答
公共図書館の役割とは、市民の皆さん一人ひとりが生涯にわたって心豊かな生活が送れるよう、必要とされる図書や情報を収集、保存,提供することで、市民の皆さんの主体的な学びを支援することです。より多くの市民の皆さんに図書館サービスを利用していただくために、利便性向上に向けた図書館サービスの拡充を図ります。
質問2 東部地区図書館について
平成10年に土地開発公社が図書館用地を先行取得しましたが、14万人の人が暮らす
中区にはいまだ地区図書館が設置されていません。「岡山市図書館整備基本計画」にも記載されている通り、「岡山市のすべての地域に図書館サービスが行きとどく」ことが実現され、中区へ図書館が建築されることは地域住民の長年の願いでもあります。岡山県立図書館や公民館図書室とは異なる、住民の身近にある岡山市民のための図書館が必要であり、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと考えております。図書館建設の推進について、どのようにお考えでしょうか
浦上雅彦氏からいただいた回答
4区の中で中区にだけ図誉館がありません。図書館整備基本計画に沿って、中区にも図書館を建設したいと思います。
大森雅夫氏からいただいた回答
東部地区の図書館につきましては、社会経済・財政状況や市民ニーズを踏まえ、施策の優先度や公共施設マネジメントの観点などを総合的に考慮し、現段階での整備は慎重にならざるを得ないと考えています。そのため、既存館の開館日・開館時間の見直しやインターネット予約図書の受渡しを一部の公民館で開始しており、引き続きソフト面でのさらなるサービスの充実を図ってまいります
令和3年10月の岡山市長の立候補者へ公開質問状を送付しました
図書館政策についての方針をお伺いしたく、両陣営へ公開質問状をお送りいたしました。
お送りした内容は下記の通りです。
岡山市の市立図書館に関する公開質問状
1 図書館の役割について
図書館という施設は、幅広く収集された情報によって、地域に住む私たち一人一人が抱える課題の解決に役立ちます。また、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代が集まることができる図書館は、交流の場となり、地域の中核施設となって、地域の歴史を伝えていくとともに、さらに豊かな地域として発展していくためにも必要な場所であると考えています。岡山市民にとって、図書館の役割をどのようにお考えでしょうか。
2 東部地区図書館について
平成10年に土地開発公社が図書館用地を先行取得しましたが、14万人の人が暮らす中区にはいまだ地区図書館が設置されていません。「岡山市図書館整備基本計画」にも記載されている通り、「岡山市のすべての地域に図書館サービスが行きとどく」ことが実現され、中区へ図書館が建築されることは地域住民の長年の願いでもあります。岡山県立図書館や公民館図書室とは異なる、住民の身近にある岡山市民のための図書館が必要であり、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと考えております。図書館建設の推進について、どのようにお考えでしょうか。
岡山市長選挙が開催されています。
令和3年10月3日に任期満了に伴う岡山市長選挙が開催されます。
立候補されているのは、
現岡山市長の大森雅夫氏
元岡山市議会議長の浦上雅彦氏
の2名です。
浦上雅彦さんの配布しているパンフレットの「子育て・教育」施策の中には
「図書館のない地域に、図書館や子ども図書館を整備していきます」
と書かれています!
岡山市の中区(図書館整備計画の中では東部地区)には14万人の岡山市民が暮らしていますが、市立図書館はありません。
図書館政策では、移動図書館の巡回ポイントの充実や、中学校区に1つある公民館の図書コーナーを生かし、重点的にインターネット予約サービスで予約の受け取りができる公民館を指定して、より図書館資料を借りやすい環境の充実を行っています。
中区にある、高島公民館のインターネット予約サービスも活発に利用されているようです。
しかし、利用できるのは図書館サービスのほんの一部…
地域の歴史を蓄積したり、保存したりする図書館。
様々な蔵書があり、多様な情報から必要な情報を見つけられる図書館。
1人でも、仲間とでも自由に利用だができる図書館。
専門職としての司書がいて、いつでも自分の知りたいことの支援を受けることができる図書館。
図書館は、地域にあってほしい、誰もが利用しやすい、市民の知的な生涯学習拠点です!
中区の図書館建設は20年以上にわたり、市の財政状況や施策の優先順位を理由に
進んでいません。
建設が決まり、土地の確保を行った時点で、市長選があり、市長が変わったことが大きなターニングポイントとなってしまいました。