岡山市 地区図書館研究会

中区への市立図書館建設を願う市民の有志の会です

公開質問状の回答をいただきました!

岡山市長選の候補者2名から、地区図書館研究会が行った公開質問状に回答がありました。両陣営の皆様には、お忙しい中ご回答くださり、感謝申し上げます。

下記の通り、公開いたします。

質問1  図書館の役割について

図書館という施設は、幅広く収集された情報によって、地域に住む私たち一人一人が抱える課題の解決に役立ちます。また、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代が集まることができる図書館は、交流の場となり、地域の中核施設となって、地域の歴史を伝えていくとともに、さらに豊かな地域として発展していくためにも必要な場所であると考えています。岡山市民にとって、図書館の役割をどのようにお考えでしょうか。

浦上雅彦氏からいただいた回答

図書館は、市民に広く開かれた場所であり、専門性を持つ司書が市民の相談
に応じ、必要な情報を提供する空間です。なので公共性の高さから公が担うべ
き施設と考えます。

大森雅夫氏からいただいた回答

公共図書館の役割とは、市民の皆さん一人ひとりが生涯にわたって心豊かな生活が送れるよう、必要とされる図書や情報を収集、保存,提供することで、市民の皆さんの主体的な学びを支援することです。より多くの市民の皆さんに図書館サービスを利用していただくために、利便性向上に向けた図書館サービスの拡充を図ります。 

 

質問2  東部地区図書館について

平成10年に土地開発公社が図書館用地を先行取得しましたが、14万人の人が暮らす
中区にはいまだ地区図書館が設置されていません。「岡山市図書館整備基本計画」にも記載されている通り、「岡山市のすべての地域に図書館サービスが行きとどく」ことが実現され、中区へ図書館が建築されることは地域住民の長年の願いでもあります。岡山県立図書館や公民館図書室とは異なる、住民の身近にある岡山市民のための図書館が必要であり、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと考えております。図書館建設の推進について、どのようにお考えでしょうか

浦上雅彦氏からいただいた回答

4区の中で中区にだけ図誉館がありません。図書館整備基本計画に沿って、中区にも図書館を建設したいと思います。

大森雅夫氏からいただいた回答

東部地区の図書館につきましては、社会経済・財政状況や市民ニーズを踏まえ、施策の優先度や公共施設マネジメントの観点などを総合的に考慮し、現段階での整備は慎重にならざるを得ないと考えています。そのため、既存館の開館日・開館時間の見直しやインターネット予約図書の受渡しを一部の公民館で開始しており、引き続きソフト面でのさらなるサービスの充実を図ってまいります