岡山市長選挙が開催されています。
令和3年10月3日に任期満了に伴う岡山市長選挙が開催されます。
立候補されているのは、
現岡山市長の大森雅夫氏
元岡山市議会議長の浦上雅彦氏
の2名です。
浦上雅彦さんの配布しているパンフレットの「子育て・教育」施策の中には
「図書館のない地域に、図書館や子ども図書館を整備していきます」
と書かれています!
岡山市の中区(図書館整備計画の中では東部地区)には14万人の岡山市民が暮らしていますが、市立図書館はありません。
図書館政策では、移動図書館の巡回ポイントの充実や、中学校区に1つある公民館の図書コーナーを生かし、重点的にインターネット予約サービスで予約の受け取りができる公民館を指定して、より図書館資料を借りやすい環境の充実を行っています。
中区にある、高島公民館のインターネット予約サービスも活発に利用されているようです。
しかし、利用できるのは図書館サービスのほんの一部…
地域の歴史を蓄積したり、保存したりする図書館。
様々な蔵書があり、多様な情報から必要な情報を見つけられる図書館。
1人でも、仲間とでも自由に利用だができる図書館。
専門職としての司書がいて、いつでも自分の知りたいことの支援を受けることができる図書館。
図書館は、地域にあってほしい、誰もが利用しやすい、市民の知的な生涯学習拠点です!
中区の図書館建設は20年以上にわたり、市の財政状況や施策の優先順位を理由に
進んでいません。
建設が決まり、土地の確保を行った時点で、市長選があり、市長が変わったことが大きなターニングポイントとなってしまいました。